BMW + 国産ミッション流用
BMWにJZA80スープラの純正ゲドラグ 6速ミッションを移植搭載する加工を行いました。
普通、この手の加工は純正ミッションと搭載ミッションのベルハウジングを2つに切り、
溶接にて接続して製作しますが 平面、センターが絶対にズレが発生します。
ズレたまま使用しますとクラッチ切れ不良、クラッチディスクの異常消耗、
ミッションのインプットシャフトスプラインの異常磨耗、ひどい時はスプラインをなめてしまう、、、なんてケースも発生します。
当店でも加工手段が無い時は最終手段にてこの方法を選択する事がありますが
この手法はほんと最終手段です。
写真はBMWにスープラミッションを搭載できるように加工した物です。
このご依頼も上記の溶接加工にて製作したミッションをお持ちだったのですが(他店加工品)
精度の問題で当店に再製作のご依頼を頂きました。
当店が選んだ手法は
まず、スープラのミッションを切断し平面加工+円状のセンターボスを製作します。
この形状に合ったプレートを製作。
この様な状態にしプレスで押さえながらプレートをミッションに溶接します。
搭載車種のベルハウジングとドッキングできるようセンター出ししたセンターボスや
ネジ加工、クラッチフォークの支点などを製作。
ベルハウジングとボルトにてドッキング。
完成。
平面、センター出し、センターボス加工などすべてマシニングセンターにて行いますのでもちろん精度はバッチリです。
特注加工承ります。ご相談ください。
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